今日もまた、逃がした砂金はデカかった(仮)

砂金採りや自然金についてのブログです

供給地は?

 今回はいつも訪れている砂金産地の供給地を調べました。この川の左岸の支流で気になる沢があったのでパンニングをしてみたところ、見事にビンゴで小さいながらも粗めの砂金(写真では分かりにくい)をゲットすることができました。供給地はその沢と見て間違いなさそうです。また、もち鉄が多くみられたので案外鉄の鉱床に伴うタイプのものかも知れません。ただ、盤はほとんど出ていないのでもう少し調査が必要です。

 

 それとオーストリアには日本のような地質図閲覧サービスでよいものが無いので細かい調査は難しいです。

 

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 午後はいつもの場所で砂金採りをしました。オーストリアは日本と違って、砂金産地は少ないので貴重な産地です。有名なものは Hoche Tauern のものですが、ザルツブルグ州の奥にあるので日帰りは無理です。ということで砂金採集はどうしてもこの産地ばかりになってしまいます。今回の採集で明らかになったのは意外なことで、砂金は変成岩中の石英脈のものではなくどうやら鉄の鉱床に伴うものだということです。とはいえ素人の考えですので砂金の供給地が鉄の鉱床とは限りません。

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 今回は5mmの砂金が採集でき、この産地で最大のものだったのですが、欲を言えばもう少し分厚い砂金がほしいですねえ...